先日、金融庁からNISAの改正要望が出されました。
少し前に出たニュースなので、あなたもすでにご存じかもしれません。
改正要望なので、これから書くことはNISA制度の確定事項では無いですが、この記事がアナタにとっとNISAを始めるきっかけになれば幸いです。
結論:めちゃくちゃ良くなる改正要望です
私のように、つみたてNISAを利用していたり子どもの枠でジュニアNISAを利用しているなら、是非とも実現してほしい改正案です。
ただ今は議論の最中ですので、期待しすぎは良くありませんね。
次に、具体的な内容を簡単に見ていきます。
具体的な改正内容は?
投資期間が恒久化するかも
改正要望が実現すれば、投資期間が恒久化されます。
これは、すごく大きいことです。
現在は、
つみたてNISAなら2042年まで、NISAなら2028年までと、NISA制度を利用できる期間が決まっています。
いつまでもNISA制度を利用できるのなら、私はつみたてNISAを利用しつづけます。
それだけ、今現在は運用実績があるからです。
【わたしのつみたてNISAの運用に関する記事はこちら】
非課税期間が無期限になるかも
改正要望が実現すれば、非課税期間が無期限になるのも大きいです。
現在は、
つみたてNISAなら20年間、NISAなら5年間の非課税期間があります。
つみたてNIASAなら、20年後の運用益から税金が発生します。
ですが今回の改正要望が実現すれば、つみたてNISAでの運用益はずっと非課税ということになります。
ちなみに、つみたてNISAなどは複利計算を活用して運用益を出します。
理論上は、投資したお金を運用し続けるほどお金が増える仕組みなので、ずっと非課税ならメリットしかありません。
年間の投資額が拡大するかも
改正要望が実現すれば、年間の投資可能額が増えるようです。
現在は、
つみたてNISAなら年間40万円まで、NISAなら20年間120万円までと、NISA制度を利用できる投資可能額が決まっています。
どれくらい拡大されるか不明ですが、年間の投資可能額が拡大されるということはNISA活用勢からすると朗報です。
今まで以上に資産形成できるかもしれませんね。
満額投資をするかどうかは個々人で選択するとして、どれだけの金額を投資するかという選択肢が拡大するのは良いことです。
未成年もNISAを利用できるようになるかも
改正要望が実現すれば、子どももNISA制度を利用できるようになるかもしれません。
現在は、
ジュニアNISA制度があるので、子どもたち用の投資が可能です。
しかし、2024年にジュニアNISA制度は廃止します。
そこで、わたしはジュニアNISA制度に変わる投資がないか探してました。
もっとも、今回の改正要望のおかげで、未成年にもNISAを利用できるようになる可能性が出てきました。
わたしは、この新しい未成年用のNISA制度を利用して、子どもたちの学費を貯蓄していきたいですね。
改正案にデメリットや問題点はないの?
デメリットはない、と思われます
改正案そのものにはデメリットを感じませんでした。
問題点はあるの?
問題点はまだありません。
もっとも、過去にも同じような状況で 配当所得の税率が上がる ということはあったようです。
この問題点などは、今回の改正要望が実現するころにハッキリすると思われます。
しばらく様子をみましょう。
まとめ:NISA制度の改正要望は改善でした
まとめますと、今回の改正要望は改善です。
是非とも実現してほしいです。
具体的な改善案は以下の通りです。
- 投資期間が恒久化するかも
- 非課税期間が無期限になるかも
- 年間の投資額が拡大するかも
- 未成年もNISAを利用できるようになるかも
繰り返しになりますが、まだ改正要望であり実現してませんので注意が必要です。
ですが、改正要望が実現すれば、これからの資産形成に大きなメリットをもたらしてくれそうです。
以上になりますが、これをお読みのあなたが、少しでも今回の改正案を知ることができれば幸いです。
それでは、また!
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